昔、山賊が旅人または通行人から金品を「“取り上げる”→“鶏揚げる”」から
来ているそうだ、鶏肉を豪快に揚げた料理を『山賊焼き』
と銘打って、店のメニューとして出そう。」と言うのが山賊焼きの始まりのようです。
“取り上げ”を“鶏揚げ”にかけて、また山賊の傍若無人なイメージを
鶏肉の一枚肉を豪快に使った料理になぞらえて作ったのが始まりと聞いています。
当店では他店のお店を食べ比べ、秘伝のたれの味を求めて
試行錯誤を重ね、ようやく今の味になりました。
他店では、味噌は、あまり使うところが無いようです。
今でこそスーパーのお惣菜コーナーでも売られている、この「山賊焼き」ですが、
最初に作られた店で山賊焼きを出し始めた
当時は、その特異な名前から「“山賊”だってよ~。」とよく中傷されたり、笑われたり
したお店があったそうです。今でこそ懐かしい思い出になっているようです。
店の看板メニューでもある「山賊焼き」。
この味を楽しみにわざわざ来てくださるお客さんが今も絶えません。
そんなお客さんのためにも、これからもこの味を守り続けていきたいと思っています。